このよき日に
2018/08/18
抗がん剤治療が始まってから一週間。
大切な友人の結婚パーティに行ってきました!
七月末に抗がん剤の治療の日程が決まった時は、行くのは難しいかな、と半ば諦めていました。
とにかく抗がん剤にはマイナスなイメージしかない。
吐き気がすごいとか、体の節々が痛くなるとか、パーティどころじゃないだろうと思っていましたし、さすがにマーライオン状態のままパーティには行けないよなー。なんてことを考えていました。
が、しかし。
毎日、待てど暮らせど辛い副作用がやってこない。
副作用は少ないに越したことはないとは思うんですが、
それにしたって、少なすぎる、気がする。
あと5回もこの調子でいけたらいいんだけどな、それはそれでそんなに都合よくはいかないんでしょうね。
何はともあれ、結婚パーティは何の問題もなく参加できそうだったので、無事に出席することができました◡̈
不思議なもので、全然関係のない大学時代の友人と参加できたのも嬉しかったです。交友関係を広げるのが苦手な私でもそれが可能だったのは、新郎新婦のオープンで人好きで朗らかな人柄によるものなのだと改めて思う。
今日は清々しいほどカラッと晴れた日で、気持ちのよい暑さで、真夏の結婚式としては最高のコンディションだったのではないかと思います。
普段は深夜に会うことが多い人中、なんとなく気恥ずかしい気持ちで乾杯!新郎新婦は眩しいほどにキラキラに輝いていました。これだけでも今日来た甲斐があった。新婦は神話に出てくる女神か妖精のような美しさで、寿命が伸びました笑。
新郎新婦の2人は、いつも2人でいるのがすごく自然。パーティの間中、新郎新婦がいるところはもちろん、そして、新郎新婦関係なしに、あちらこちらでみんながたくさん笑っていて、すごく素敵な空間でした。まさに、お祭り。祭!祭!!!
(北島三郎の「祭」を熱唱するあつおさん)
パーティの最後、新郎が話し始めました。彼女のおかげで今こうしていられること。そして、遅くなってほんとにごめんね、ありがとう!と、大泣きしながらの挨拶を見て、危うくもらい泣きするところでした。ゾクッとするくらいに、とてもぐっときた。
パーティの最中、高校時代大好きだった某バンドの写真を撮影している方とお話する機会がありました。そのバンドのどこが好きか突然聞かれて、思わず言葉に詰まってしまった。そのバンドの曲を聴き続けて、大学受験を乗り切れたこと。今日のパーティに一緒に参加した友人と初めて出会った大学の入学式で仲良くなれたきっかけがそのバンドであること、、、伝えたいことが多すぎて、お礼しか言えませんでした笑。
人生の出来事は、こうやって意図しないところでふいに繋がっていくものなんだなあ。
と、しみじみ。
ユズユナの結婚パーティーでした。年の差が20歳ある2人ですが、いつも幸せが溢れてて、参加者全員笑顔満点。あらためておめでとう。
— haconiwa / 藤田 華子 (@haconiwa_ohana) 2018年8月19日
写真家の新津保さんと、青春を捧げたアーティストの話で盛り上がり。高校時代切り抜いていた大切にしてた写真、新津保さんのが本当に多かったです。 pic.twitter.com/k3uYilOjpx