誕生日

2018/12/23


(先日参加した素敵しかない結婚式と同じビルで開催していたCITIZENインスタレーション。キラッキラ!!)

本日めでたく31歳を迎えました◡̈
日頃気にかけてくださったり、ふとした時に思い出してくださる皆様、ありがとうございます。
5クール目、さすがに関節痛には苦しめられましたが副作用は足の痺れ以外は消え、元気に過ごしています。

昨晩ようやく念願のボヘミアンラプソディーを観てきました。26:30スタート@新宿。ボロボロ泣きながら堪能してまいりました。
映画が終わったのが明け方の5時。普段行かない街の、早朝の景色を眺めながら帰宅するのはなかなかいいものでした。

音楽っていいものだな。
ライブエイドのシーンはもちろんなのですが、その前に家族と一緒に過ごすシーンが、私はたまらなかったです。
家族って、選べないし、物理的に距離を取ることはできるかもしれないけれど、一生途切れることのない縁だと思います。

というわけで、今日は誕生日なので家族の話でも。

私は三姉妹の末っ子で、放蕩娘以外の何者でもなく笑、周りの人すべてに甘やかされて育ちました。父は教会の司祭をしています。穏やかで朗らかで、とにかく優しく、母は怒るとこわいけど、聡明な人だなあと、最近よく思います。

家族というものに今まで特に執着もなく、お正月も2日くらいの滞在で東京に戻ったりしており、高校を卒業してからは家族と過ごす時間というのは、ほぼありませんでした。

今年病気になって、一番支えてくれたのは他の誰でもなく家族でした。(もちろん、友人や職場の方にも支えられていたのですが!)

病気になる前、今年の5月に父方の祖母が亡くなりました。明るく優しくいつも自分のことより人のことばかり気にかけている人で、父は祖母に似たんだなあ、という人柄の祖母でした。

父は長男なのですが、父が生まれる前に2歳くらいで亡くなった姉がいたそうです。祖母はずっと大切に思っていて、私も少し話を聞いたことがありました。(私の一番上の姉が生まれた時、似ている!と言って喜んだそうです◡̈)

お葬式の場で、父が挨拶をする場面がありました。

幼い我が子を亡くす悲しみ。
自分の子どもが生まれてから、それがどれほどにつらい出来事なのかが分かった、という話をしていました。
その話を聞いて、自分たちがどれほど愛されていたのかを知り、家族を大事にしよう!と思っていた矢先に、私が病気になりました。

突然の告知の時に隣にいてくれた母。
怖くて仕方がない時、不安に押しつぶされそうな時、側で支え、励まし、甘やかすだけではなく、年長者としてのアドバイスをくれました。

手術の前日、両親が病室まで来てくれました。
当日、朝から7時間の手術が終わるまでずっと、待っていてくれました。
手術の翌日、起き上がるだけで貧血になった私を、立ち上がることもできない私を、応援してくれました。
退院してから、体力が戻るまで、一緒に過ごしてくれました。

姉2人も、事あるごとに東京まで来てくれて、側にいて、勇気付けてくれました。

何から何まで家族に支えられて、どうにかここまでやってこられたんだなあ、としみじみ実感しています。
病気になって、いいことがあったとは思いたくはありませんが、家族と過ごせる時間が増えて、家族のことを好きになりました。

普段改まって家族に自分の気持ちを話すことはなかなかないので、こっそりここに書いておきます◡̈
でも、小出しに小出しに、伝えていけたらいいな。

家族・友人に共通して言えるのは、一番弱っている自分をさらけ出せる相手というのは、どれほど稀有な存在であるか、ということです。

今思うと、手術の後は自分では元気なつもりでしたがそんなわけはなく笑、気力&体力共にギリギリのラインで、それでも会いに来てくれた人には本当に感謝しています。

この半年で、惜しみなく注いでもらった愛情を、優しさを、この先一生、忘れることはないと思います。
辛かったことも、嬉しかったことも、すべてわたしのもの!覚えておいて、いつでも思い出せるように。いろんな形でいろんなタイミングで、いろんな人に助けてもらったものを、これから先ゆっくりと、お礼として返せますように。

そんな、ありがとうの気持ちに溢れた1日を、今日くらいは過ごそうかと思います◡̈

皆さま、よいクリスマスをお過ごしくださいね。

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